東洋医学に関する総合サイト 陰陽五行論を基にして、東洋医学を分かり易く解説したサイト

東洋医学に関する総合サイト

奇経八脈 陽維脈


経脈流注

陽維脈は膀胱経の金門穴から起こり、脾経の後ろをめぐって胆経の陽交穴に交わり、ここから大腿外側をめぐって、側腹部および側胸部をめぐり、小腸経の臑兪穴に上って小腸経、膀胱経および陽キョウ脈と交わり、三焦経の天リョウ穴に行き、ここで三焦経および胆経と交わり、胆経の肩井穴に至って二枝に分かれる。

肩井穴から頭部に上行する経脈は、胆経の陽白・本神・臨泣・正営・脳空などの諸穴をめぐり、後頭部の風池穴に終わる。

肩井穴から分かれたもう一つの経脈は、ただちに後頭部にある督脈のア門穴、風府穴に行き督脈と交わる。

陽維脈はすべての陽経脈と連絡している。

この経脈に所属する経穴は、膀胱経の金門、胆経の陽交・肩井・陽白・本神・臨泣・正営・脳空・風池、小腸経の臑兪、三焦経の天リョウの左右各々11穴と、督脈のア門・風府の計24穴としている。 (古書には異説も多ぐみられる。)


病証

全身倦怠で身体をささえていることができなくなる。悪寒発熱往来(悪寒と発熱が交互に現れる)など。


意義

陽はひなた、陽経。維はつなぐ、ふとづな。脈は経脈。陽維脈は、すべての陽経と連絡する経脈である。


要穴

胆経の陽交穴は陽維脈のゲキ穴である。



スポンサードリンク

スポンサードリンク